『コの業界のオキテ!!』
著 者:藤原博文
ISBN:978-4-903408-00-2
価 格:1700円(税抜き)
版 型:A5版
頁 数:186
発売日:2006年4月
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概要
コンピュータ産業、ソフトウェア産業というと、人は先端的な産業と考え、洗練された業界を想像するかもしれません。しかし、その実態は決してそのようなものではありません。本書は、20年以上にわたってコンピュータ技術者として働いてきた著者が、コンピュータ業界の本質、問題点を一般の人々にも理解できるよう平易に解説した問題作です。
初版刊行以来、すでに10年以上が経過しているにもかかわらず、本書で指摘されたコンピュータ業界の問題点はいまだに改善されていません。この点からも、本書を復刊し、読者に提供することには十分な意義があると言えるでしょう。
本書は、平成7年11月に株式会社技術評論社から刊行された『コ(コンピュータ)の業界のオキテ!! 腹をかかえて笑ってしまうが、笑ってばかりもいられない本当の話』を有限会社Talpa-Techより復刊したものです。
著者紹介
藤原博文(ふじわら ひろふみ)
1951年、岡山県児島市(現倉敷市児島)生まれ。
1977年、趣味のパズル研究のためにTK-80などのマイコンを使い始めるが、TK-80用のプログラムの遅さに我慢できず、コンパイラを開発する。
1979年、コンパイラの解説記事を「コンピュータ・ファン」創刊号に寄稿するとともに、アマチュアからプロに転向する。
1986年ころからインターネットの前身であるJUNETを使い始める。
1995年、個人ホームページを開設する。今も、プログラム開発、執筆、趣味のプログラミングをこなす。
現在、株式会社タイムインターメディア取締役
主要著作
『TK-80BS高速BASIC』(処女作)を「コンピュータ・ファン」( 工学社) に寄稿。
『Cプログラミング診断室』を雑誌「Software Design」(技術評論社)に連載し、その後同名の単行本を技術評論社より刊行。
単行本は、『Cプログラミング専門課程』、『コの業界のオキテ!!』、『天網恢々』など多数。
著者のWebサイト:『パソコン初心者の館』藤原博文ホームページ
目次
復刊によせて …………………… 3
まえがき …………………… 9
第一章 下手ですね ………………………………………… 13
下手糞なプログラム …………………… 14
プログラミング診断室 …………………… 17
藪医者 …………………… 21
実行速度 …………………… 24
理解力 …………………… 28
第二章 閉鎖社会 ………………………………………… 31
プログラムは隠せ …………………… 32
井の中の蛙 …………………… 36
気合いでやり抜く努力型 …………………… 40
第三章 見掛けが全て ………………………………………… 45
ネクタイで評価 …………………… 46
下請け、孫請け、曾孫請け …………………… 49
失敗は隠せ …………………… 53
労働時間 …………………… 56
第四章 評価基準 ………………………………………… 61
プログラムは重さで評価 …………………… 62
一行の価値 …………………… 66
生ものなのでお早めに …………………… 70
ブランド指向 …………………… 73
第五章 トレンド ………………………………………… 81
設計環境 …………………… 82
インターネットとモラル …………………… 87
インターネットと企業淘汰 …………………… 93
無料ソフトウェア …………………… 96
インテリジェント・オフィス …………………… 98
第六章 落ちこぼれ ………………………………………… 105
学歴が何になる …………………… 106
これでも高等教育機関 …………………… 109
著作権無視 …………………… 112
経験年数と三十五歳定年説 …………………… 115
ソフトウェア産業は構造不況業種 …………………… 118
COBOLとデータベース …………………… 121
第七章 品質管理 ………………………………………… 125
テストの有効性 …………………… 126
プログラマの品質管理 …………………… 130
下手糞なプログラマは殺人鬼 …………………… 134
尻拭い …………………… 138
第八章 どこを見ても謎だらけ ………………………………………… 143
秘密主義 …………………… 144
不良CPUの交換に金を取る …………………… 148
入札 …………………… 152
第九章 何に頼れば良いか ………………………………………… 155
シグマ計画 …………………… 156
漢字は外国の手に …………………… 161
意味不明のマニュアル …………………… 165
本は信用出来るか …………………… 170
コンサルタント …………………… 175
あとがき …………………… 180
参考文献 …………………… 182

